昨日でCloseしたHMV渋谷で、土曜日にインストアをやったJoJo広重さんがブログを更新されていました。⇒
HMV渋谷閉店を考える
そして、このライブレポが
UPLINKのWebDICE に上がっていました。
下でおとといUPした非常階段のインストア。私は野次馬根性丸出しで書いてますが(苦笑)それは、やっぱりお店に“思い入れ”ってのがそれほどなかったからなのか? とはいえ、CDを買う時は必ず渋谷で買ってたし、通販も普段HMVを利用することが多いのですがw
私は10数年前までずっと福岡に住んでいました。よく通っていたレコード屋が、
BORDERLINE と
ジューク・レコード 。他にもね、
田口商店 とかも行ってたけど。地元の音楽好きの人なら誰でも知ってる、私が語るまでもない有名なお店です^^ ま、この3軒に通ってたら、自然とロックが好きになると思いますw
中でもBORDERLINEの本店は家から一番近かったこともあり、よく通っていて当時の店長や社長とも仲良くしてもらっていたんですが、お店の人に薦められて買ったCDやレコードは数知れず。お店に行って、中古盤の試聴をしたり、スタッフといろんなことを話すのが楽しくて、閉店後に飲みに行ったり…。自分が今でも好きな音楽は福岡のレコード店で培われた、と言ってもいい。
97年にNYに行っていた時も、私は休日に何をしてたかって一人でVillageを中心にマンハッタンのレコード屋めぐりをしていたのですが(笑) ある店で店番をやっていた全身黒ずくめ、髪は逆立ってる見た目めっちゃ怖そうなゴスな兄ちゃんが、カタコトの英語で在庫を尋ねる日本人にものすごく親切に応対してくれたり…でも、どの店でも「音楽が好き」ってことが分かるとお店のスタッフはWelcomeだったことが思い出されます。
HMVのような大型店にそういう“売り方”を求めるのは筋違いかもしれないけど、昔は店員と客のコミュニケーションで聴く音楽の幅が広がって行っていたんですよね。その雰囲気だけでも、もうちょっとあったら、HMVに限ったことではないけど、お店を閉めなくてもよかったのかな? と思うのです。でも、そういうコミュニケーションって、今の若いリスナーは求めてないのかな?
そういや、福岡にHMVが初出店する時、普通に会社で働いていたんですが、レコード店で働くのも悪くないなと思って面接受けたことがあるんです(笑) 自分が勤務条件を飲めれば即合格だったのですが、一人暮らしをしていくにはかなり厳しい時給でw しかたなく諦めたことがありました。もしかしたら、HMVで働いてたかもしれない、と渋谷店の閉店を知って今更思い出しました^^;
この映画、音楽やレコード屋小ネタ満載で、ヲタにはかなりツボでした^^
ジャック・ブラック、サイコー