早いもんで2010年もあと少し。例年忙しい12月ですが「あっ!」という間に過ぎました。最近急に寒くなってきたら、やっぱり風邪ひいてしもて;; しかしいつもだとノドが痛くなるはずなのに、禁煙のおかげか、さほど悪化せずに済んでます。早く治すには人ごみに出ないのがイチバンなんですけどねー、と言いつつも、今日は今年最後のライヴを新宿PIT INNに見に行ってきました。
浅川マキさんについてはほとんど何も知りませんが、下山先生や池畑さんがマキさんのバックをやってたのはもちろん知ってて、どんな演奏してるんやろ?と気になってはいたんです。で、そのマキさんトリビュートにお2人が出演されると知り、ミーハー魂がムクムクと(笑) つーわけで今年2回目のPIT INN行きとなりました。(1回目は今年秋に大友&菊地即興見に行ったす。これまたミーハー魂ゆえw)
1組目だったらどーしよーと思いつつ開演からちょっと遅れて入ったところ、超満員。2組目(?)に下山、池畑、奈良各氏に野島健太郎氏という、何だか「夜徘」を彷彿とさせるメンバーが登場。何と言っても特筆すべきは
「下山先生がフロント!!!」だった!@@ しかし先生、軽い挨拶をしてメンバー紹介するも、マキさんの話をしかけて「ま、いっか」とそそくさと演奏を始めてしまいました(笑)
何だかとても照れくさそうに、というか、やりにくそうな印象で。「先輩のバンドの前座で呼ばれました。」的な初々しささえ感じました。昨日のラインナップの中では
50代の彼らでさえ一番年下では? という大御所ジャズメンが揃っていたようだし、アウェー感漂ってたのを先生は敏感に察知されたのでは? と(笑) 思ってしまいました^^ でもちょっと可愛かったよw
最後にはやはり「黒の女」歌っておられました。ちょっとマイクの通りが悪かったのが残念。でも、いつもよりギターのボリューム半分くらい(笑)、池畑さんも抑え気味のちょいとジャジーなドラムで、何だか新鮮な「黒の女」でしたよ^^
その後、いろんな人が出てきてマキさんの思い出話をしていたんだけど、皆口々に「朝まで話すのが好きな人だった」とw 下山先生の日記にもそんなことが書かれていたよねー。でも多くの人に愛されていた方のようでした。
ジャズのことは「全く」分からないんだけど、渋谷毅さん⇒今田勝さん⇒山下洋輔さんの各ピアノソロはすげー良かった@@ 特に今田さん。80近いと自分でおっしゃっていたけど、すっごい良い音のピアノで。そして山下さんの「Strange Fruit」はホントーに凄かった@@ (
YouTubeに音源上がってます)素人耳にも山下さんってホントに凄いのねーと改めて思いましたです^^
>ちなみにジャズに疎い私が何で「Strange Fruit」を知ってるかっつーと
Jeff BuckleyがNina Simoneバージョンをカヴァーしてたからです^皿^
今年の締めに、良いライブ見せてもらいました。亡くなられてから色々とリリースが続いているので、これを機に浅川マキさんの唄もちゃんと聴いてみようと思っております。
追記:先生が
Diaryを更新しておられました。
21歳の可愛い子とニッコリなおっさん(笑)
そうそう、いつもとは違って、スカーフ巻いておられたんですよねw 正装!?